青汁に合うもの探し

青汁と相性の良いものをまとめました

青汁と化学農薬「ブルーベビー症候群」

ブルーベビー症候群とは新生児が特定の病気などが無いにも関わらずチアノーゼを起こしたような症状が出る病気で、酸欠状態によって唇や爪が紫に色になることからブルーベビー症候群と名付けられました。
この病気は解熱鎮痛剤の副作用や井戸水などが原因だとされていますが、硝酸態窒素を含んでいる肥料を大量に使用している畑で作られた葉物野菜によって引き起こされる可能性も否定できないとされています。
日本ではまだ死亡例はありませんが欧米では乳児や動物の死亡例があります。
青汁はケールや明日葉http://green-lipped-mussel-benefits.com/ashi.html、大麦若葉などが原料となっているので、葉の部分に肥料に含まれている原因物質が残留している可能性もありますが、青汁を飲むことによる健康上のリスクは報告されていません。
青汁は化学農薬に関する検査が行われていることが多いので、残留農薬に関する心配はありませんが、ブルーベビー症候群の原因物質の硝酸態窒素に関する検査はリスクがほとんどないために現在まで行われていないのが現状です。
ブルーベビー症候群は、硝酸態窒素が大量に残留している地下水から汲み上げたミネラルウォーターや葉物野菜を大量に摂取することで、全身に酸素を運ぶヘモグロビンを別の物質に変化させる物質が体内で生成されてしまい酸欠状態になる病気です。
日本では富山市ファミリーパークのシマウマがこの病気によって死亡した例がありますが人の死亡例は一例もありません。
しかし硝酸態窒素は体重の軽い乳児には大きなダメージを負わせる可能性があるので、なるべく摂取しないようにする必要があります。
ブルーベビー症候群の原因物質の硝酸態窒素は、硝酸塩、硝酸イオンなどとも呼ばれています。
青汁に含まれている硝酸イオンに関しては金沢大学の人間科学部で各メーカーの製品の検査が行われて、その結果が学術論文にまとめられています。
結論としては加工処理段階で硝酸イオン量が減少する傾向が見られ数値も低いことから、青汁については過剰摂取をしなければ特に問題ないとされました。
しかし生まれたばかりの乳幼児は体重が軽いのでミルクの中に青汁を混ぜるなどすると硝酸イオンの過剰摂取のリスクが高くなるので、赤ちゃん専用の粉ミルクと母乳以外は飲ませない方が良いとされています。